社員紹介

キャンプでの自然との触れ合いと備えの大切さ

閲覧いただきありがとうございます。今回の社員紹介を担当する「キトサン」です。普段はIT業界でシステム開発に取り組んでいますが、今年から防災への備えをきっかけに、キャンプという新しい趣味に目覚めました。日常の防災意識とキャンプの楽しさがつながり、自然の中で過ごす時間が私にとって貴重なリフレッシュのひとときになっています。

今年の始まりに北陸地方で発生した地震のニュースが大きな話題となり、被害を受けた方々やその影響の大きさを目の当たりにしました。学生時代に阪神大震災後の復興期の神戸に住んでいた経験もあり、防災への意識が強まりました。普段から防災対策を行っていましたが、改めて自分の備えを見直していた中で、「この防災グッズ、もしかしてキャンプにも使えるんじゃないか?」という気づき、そこからキャンプデビューに至りました。

初めてのキャンプはアニメ「ゆるキャン△」の聖地でもある冬の本栖湖でした。コロナ禍のキャンプブームが落ち着いた頃で、それほど混雑はしていませんでしたが、時期と天候が重なりかなりの寒さでした。それでも翌朝は快晴で、富士山を綺麗に見ることができ、キャンプならではの景色に感動しました。もちろん「カレー麺」を食べて聖地を満喫しました。その後は地元でのデイキャンプでお茶を楽しむスタイルが定番になっています。

また、最近のオーバーツーリズムで宿泊施設が取れないことが多く、そんな時にもキャンプは役立っています。北海道でのキャンプでは飛行機でのキャンプギアの持ち運びに苦労しました。機内持ち込みや預け荷物の制限がある中、パッキングに工夫が必要だと学びました。この経験は、次回の遠出キャンプでの良い教訓になりました。

本格的なキャンプ体験は、昔の仕事仲間と長野で行ったものでした。新しいテントを購入し、仲間と協力しながら設営やギアを使ってキャンプを楽しみました。普段のソロキャンプやデイキャンプとはまた違った充実感があり、反省点や改善点も多く見つかり、次のキャンプに向けた課題が明確になりました。左が私のテントです。

そんな中、会社でテーマディスカッションの機会があり、防災を提案したところ採用されました。年代ごとにチーム分けを行い、それぞれの視点から「防災グッズ」「防災意識」「ゾンビパンデミックの対策」「防災のトレンド」「防災ビジネスモデル」といった多様なテーマで発表が行われ、社内の防災意識も大きく高まりました。南海トラフ地震のリスクもある中で、会社全体での防災への意識が深まる良い機会となりました。

防災から始まったキャンプ生活は、ただの趣味を超えて、日常に新しい価値観と学びをもたらしてくれました。防災とキャンプという一見異なる要素が結びつくことで、自然と向き合いながら「備え」を楽しむ生き方を模索できるのではないでしょうか。これからも自然の中での新しい体験と発見を大切にしていきたいと思います。

次回のブログもどうぞお楽しみに。

技術者ブログ:AIのシステム開発への活用(システムテスト)

技術者ブログとして日ごろ取り組んでいる学習内容をご紹介します。AI、ビッグデータをテーマにしている第1ユニットです。 前回の記事では、チャットボット「ChatGPT-4o」を使って、コンテンツ作成、教育と学習、ビジネスソリューションの可能性について取り上げました。

今回は、私たちの主な業務であるシステム開発において、品質を確保するためにシステムテストにAIを導入し、どのように省力化できるかに注目します。

1. Selenium 4

概要

Seleniumは、オープンソースで広く利用されているテスト自動化ツールで、特にクロスブラウザテストに適しています。最新バージョンのSelenium 4では、UIの要素を操作するためのAPIが改善され、より直感的なテストスクリプト作成が可能です。AIプラグインと組み合わせることで、動的なUI要素の検出も強化されています。

  • 利用率:
  • 利用価格: 無料(オープンソース)
  • 利用難易度: 中級者向け
  • 公式サイト: Selenium公式サイト

2. Cypress

概要

Cypressは、JavaScriptをベースにしたWebアプリケーションのテスト自動化ツールで、特にフロントエンド開発者に人気があります。リアルタイムでテスト結果を確認でき、設定もシンプルなので初心者でもすぐに使い始めることができます。エンドツーエンドテストに最適で、複雑なユーザーフローのテストも容易に行えます。

  • 利用率:
  • 利用価格: 無料プランあり、プレミアムプラン有料
  • 利用難易度: 初心者〜中級者向け
  • 公式サイト: Cypress公式サイト

3. Katalon Studio

概要

Katalon Studioは、コードを書かずにテストを自動化できるツールで、Webアプリケーション、モバイルアプリ、APIなど幅広いテストシナリオに対応しています。GUIベースで操作できるため、プログラミングに不慣れな人でも直感的にテスト作成が可能です。エンタープライズレベルの機能を提供しつつ、無料プランも利用できるため、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

  • 利用率:
  • 利用価格: 無料プランあり、エンタープライズプラン有料
  • 利用難易度: 初心者〜中級者向け
  • 公式サイト: Katalon Studio公式サイト

4. Applitools

概要

Applitoolsは、ビジュアルテストに特化したツールで、デザインやUIの変更をAIが自動的に検出します。特にビジュアルレグレッションテストに強く、UIやUXの一貫性を保つためのテストに最適です。デザインの細かな違いを検出する機能により、フロントエンドやデザインの品質保証に役立ちます。

  • 利用率:
  • 利用価格: 有料(無料トライアルあり)
  • 利用難易度: 初心者向け
  • 公式サイト: Applitools公式サイト

今回は、システム開発におけるAIを活用したテスト自動化ツールについて紹介しました。次回は、これらのツールを実際に使用してみた体験談や感想をお伝えしたいと思います。どのツールがあなたのプロジェクトに最適か、ぜひ参考にしてみてください。

AIチャットボット勉強会

今回の社内勉強会は「AIチャットボット」です。担当は第1ユニットのキトサンです。

皆さんは「AIチャットボット」は活用されていますか。
今回は2022年11月にOpenAIがリリースした「ChatGPT」と2023年3月にGoogleがリリースした「Bard」の2つを比較します。
2つのチャットボットに同じ質問をしたら、回答に違いはあるのでしょうか。
勉強会では多くの内容を確認しましたが、ここではいくつかを抜粋して紹介します。

Q1:一番好きな漫画のヒロインは誰ですか?

CharGPTの回答
「私は個人的な感情や好みを持つことができないAIですので、好きな漫画のヒロインを選ぶことはできません。しかし、あなたの好みに合った漫画のヒロインについてお話しすることはできます。
どの漫画に登場するヒロインが気に入っているのか、また好みや特定のキャラクターについて詳しく教えていただければ、それに基づいてお話しできるかもしれません。」

Bardの回答
「一番好きな漫画のヒロインは、少女漫画「君に届け」の主人公、黒沼爽子です。
爽子は、中学生の頃にクラスメイトの佐藤健太に告白して振られたことで、自分に自信が持てず、内気で暗い性格になってしまいます。しかし、高校で出会った風早翔太の明るく前向きな性格に触れることで、少しずつ変わっていくようになります。
爽子は、自分の殻を破ろうと努力する姿がとても印象的です。また、翔太や周りの人たちに支えられながら成長していく姿も、とても応援したくなります。
爽子は、私にとって、自分を変えたいと思っている人に勇気を与えてくれるヒロインです。
他にも、好きな漫画のヒロインはたくさんいます。
・「花より男子」の牧野つくし
・「天使なんかじゃない」の早乙女香澄
・「NANA」のNANA
・「ハニーレモンソーダ」の西原さくら
・「ママレード・ボーイ」の小石川光希
・「ヲタクに恋は難しい」の桃井さくら
・「ラブ★コン」の藤本幸子
これらのヒロインたちは、それぞれに魅力があり、共感できる部分がたくさんあります。
漫画のヒロインは、私たちの憧れや理想を映し出す存在だと思います。そんなヒロインたちが、私たちに元気や勇気を与えてくれるのは、とても嬉しいことです。」

ChatGPTは明確はキャラを答えてくれませんでしたが、Bardは具体的な作品、キャラクターを指定してくれました。Bardには仮想人格的な回答ができるようです。

Q2:バナナはおやつに入りますか?

CharGPTの回答
「はい、バナナはおやつとして非常に適した食べ物の一つです。バナナは健康的で栄養価の高い食材であり、以下の理由からおやつとして人気があります:
栄養価: バナナは炭水化物、食物繊維、ビタミン(特にビタミンCとビタミンB6)、ミネラル(特にカリウム)を豊富に含んでいます。これらの栄養素はエネルギーを提供し、健康に良い影響を与えます。
早食い: バナナは手に持ちやすく、皮をむく必要がないため、手軽に食べられるおやつです。特に忙しいスケジュールや外出時に便利です。
満腹感: バナナには食物繊維が豊富に含まれており、満腹感を与えてくれます。これにより、間食を抑制する助けとなります。
甘み: バナナは自然の甘さを持っており、砂糖を追加することなく、甘いおやつとして楽しむことができます。
低脂肪: バナナは低脂肪であり、健康的なおやつ選択肢の一つとして適しています。
バナナはそのまま食べるだけでなく、ヨーグルトやシリアルに加えたり、バナナスムージーやバナナパンケーキなどのレシピにも利用できます。健康的なおやつとして、エネルギーを補給するのに優れた選択肢です。ただし、バランスの取れた食事を心がけることが大切ですので、バナナをおやつとして取り入れる際には、全体の食事プランに合わせて摂取量を調整しましょう。」

Bardの回答
「結論から言うと、バナナはおやつに入るかどうかは、おやつの定義次第です。
おやつの定義
おやつの定義は、人によって異なります。一般的には、以下のような定義が挙げられます。
主食やおかず以外の食べ物
食事と食事の間や、食事の前後に食べる食べ物
甘い物や間食の意味
バナナがおやつに入るケース
バナナは、果物であるため、主食やおかずではないという定義から、おやつに入ると考えられます。また、バナナは甘い物であるため、間食の意味からも、おやつに入ると考えられます。
例えば、昼食後に小腹が空いたときに食べるバナナは、おやつに含まれると考えられます。また、遠足のおやつとしてバナナを持参する場合も、おやつに含まれると考えられます。
バナナがおやつに入らないケース
バナナは、栄養価が高いため、食事として食べるという人もいます。また、バナナは、デザートとして食べるという人もいます。
例えば、朝食にバナナを食べる場合は、食事として食べるということになります。また、夕食のデザートにバナナを食べる場合は、おやつではなく、デザートとして食べるということになります。
結論
バナナはおやつに入るかどうかは、おやつの定義次第です。おやつを主食やおかず以外の食べ物と定義するなら、バナナはおやつに入ると考えられます。一方、おやつを甘い物や間食と定義するなら、バナナがおやつに入るかどうかは、食べるタイミングや食べ方によって判断することになります。」

遠足における定番の質問を答えてもらいました。ChatGPTはおやつと回答する中で、Bardはあくまでも定義にこだわるようで、先生の回答次第ということでしょうか。

Q3:今までのOnePieceの話をできる限り少ない言葉でまとめてください。

ChatGPTの回答
「”One Piece”は、海賊の冒険、仲間との絆、伝説の宝物を巡る物語。主人公ルフィが、仲間と共にグランドラインを航海し、海賊王を目指す。」

Bardの回答
「海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィが、仲間たちと共に「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る冒険。
ポイント
海賊王になるためには、ひとつなぎの大秘宝を探し当てなければならない。
ルフィは、仲間たちと共に、さまざまな冒険を経験しながら、大秘宝に近づいていく。
大秘宝の謎や、海賊王の真実が徐々に明らかになっていく。
簡潔なまとめ
海賊王になる少年の冒険物語。」

壮大な物語を双方とても簡潔にまとめてくれました。

いかがでしょうか。2つの回答は一長一短でとても楽しい勉強会となりました。
勉強会を終えて、感想を聞いてみました。

ChatGPTさんの感想
「BardとChatGPTの違いが明らかになりました。Bardはより文学的な側面に特化しており、一般的な知識に基づいた回答を提供します。一方、ChatGPTは一般的な情報に加えて、会話と対話をより強調しています。どちらもAI勉強会で有用な情報を提供できることを示しています。
AI勉強会は、AI技術に関心を持つ人々にとって、新たな知識の獲得やディスカッションの場として非常に有益です。AIモデルの違いを理解し、それらを活用することで、さまざまな情報や意見を交換し、より深い理解を得ることができます。AIの進化に伴い、今後もAI勉強会はますます重要な役割を果たすことでしょう。」

Bardさんの感想
「今回の勉強会は、AIモデルの応用例を実際に体験することができ、とても有意義でした。また、BardとChatGPTの回答の違いを比較することで、AIモデルの学習データやアルゴリズムの影響について理解を深めることができました。
今後もAIに関する勉強会を開催し、AIの最新動向を学んでいきたいと考えています。」

勉強会の様子

最後に、質問内容の入力による情報漏洩の危険性、回答の真偽性について注意事項を紹介し、AIチャットボットをうまく活用していければと勉強会は楽しく幕を下ろしました。
次回をお楽しみに。

プログラミング言語「TypeScript」

技術者ブログとして日ごろ取り組んでいる学習内容をご紹介します。
今回はAI、ビッグデータをテーマにしている第1ユニットです。

今回はプログラミング言語の紹介です。2023年の人気のある Web プログラミング言語のTOP3は下記となっています。
 ・JavaScript
 ・Python
 ・C#
あれ、今回紹介するTypeScriptはランクインされていないし、AIで活用されることが多いPythonじゃないの?と思われると思います。確かにそうなのですが、業務Webアプリ開発では注目されている言語、それがTypeScriptなのです。

https://www.typescriptlang.org/

「TypeScript」は、JavaScriptを拡張した新しいプログラミング言語であり、2012年10月にMicrosoftが公開しました。その後、2017年にGoogleの標準言語にも認定されています。TypeScriptで書いたコードをコンパイルするとJavaScriptのコードへと変換されるため、JavaScriptの開発環境や実行環境があればすぐに使えます。

紹介するに至った経緯としまして、顧客向けの業務で活用しているからです。このプロジェクトでは、20年ほど前に開発され、老朽化したシステムの更新業務を行います。このシステムは開発当時に主流であったクライアントで動作するJavaAppletが使われており、InternetExplorerで動作するものでした。時代は変化し、InternetExplorerはEdge上で互換モードで動作させ、JavaAppletもサポート余命が残り少なくなっていました。そんな状況でもシステムは使い続けたい、最小限のコストで新しいシステムへ更新したいということで登場するのが今回紹介する「Typescript」なのです。

Typescriptの最大の特徴は、コンパイルすることでJavascriptのソースコードに変換される点にあります。それなら普通にJavaScriptで良いのではと思われるかもしれません。TypeScript は型の宣言ができたり、コンパイル時にエラーが出ます。入力される型が不明であったり、実行するまでエラーを検知することができなかったJavaScriptと比較すると、大幅に制作効率の向上となっています。また、開発環境構築の容易さも魅力の一つです。Microsoft社が無料の開発ツール「Visual Studio Code」を提供しているため、これを導入するだけです。追加で様々なプラグイン用意され、用途に応じて使い分けることが可能となっています。

その他、以下のようなメリットが挙げられます。
 ・大規模開発に耐え、メンテナンス性が高い
 ・インターフェイス、クラスが利用できる
 ・記述量が少なく、可読性が高い
 ・JavaScriptへの変換により、動作速度が変わらない
 ・JavaScriptの上位互換により、他の言語より学習コストが低い

Typescriptは、まだ歴史が浅い言語です。しかし、Javascriptの後継としての立場はもちろんのこと、React Nativeの開発言語としても利用できるため、活躍の場がどんどん広がっていくことが期待できます。社内のアプリ開発でも利用しており、これからも利用を推進していきたいと思います。

今回は業務で使っているプログラミング言語「TypeScript 」の紹介でした。

社内勉強会:フェイク画像の作り方

今回の社内勉強会は「フェイク画像の作り方」です。担当は第1ユニットのキトサンです。
以前の勉強会で「NSN映えする写真加工術」が紹介されました。第1ユニットとしてもAIによる自動生写真やイラストが注目されている中で自分で撮った写真から簡単にフェイク画像が作れたらと今回の勉強会を企画しました。

勉強会の風景

iPhoneの標準機能で被写体を抽出する
iPhone標準機能だけで写真から対象の被写体のみを抽出する方法です。最近公開された機能というとこもあり、あまり知られていないようです。利用条件は対応機種として、iPhone8以降、iOS16以上となっており、対象機種でiOSを最新化すれば問題なく利用できます。iPadでも利用条件を満たすことで利用できます。
やり方はとても簡単で、「iPhone標準写真アプリ」で写真を表示し、対象の被写体を長押しするとキラッと光り、対象を抜き出すことができます。これを別の画像として保存すると背景が透明な写真として保存することができます。

被写体の抽出

被写体と背景写真を合成する
ここからは無料アプリ「PhotoLayers」を利用します。
好きな背景を利用して、抽出した被写体を重ねることができます。素敵な景色の中にまるでそこに居たような写真が完成します。景勝地できれいな景色を目の前にすると写真を撮るので精一杯で自身が写った写真はなかったりします。そんな時な自分をその景色に合成することで自分が景色の中に入ることができます。

背景と合成

不要なゴミを除去する
せっかく撮った素敵な写真に電信柱が写っていたとかありませんか?そんな不要なものを削除するアプリです。Google PixelのCMで「消しゴムマジック」で実現していますね。今回紹介するのは「TouchRetouch」という有償アプリです。無料で扱えるアプリ「PhotoDirector」などもありますが、アプリ内課金もありますので、注意して利用してください。どれも対象を塗り潰して除去ボタンを押すことで、対象の周りを画像分析し、違和感なく除去してくれる機能です。今回は青空としたかったので、雲を消してみました。

右の雲を除去

写真を鮮明にする
上記の機能で写真は作ってみたもののぼやっとした写真となってしまった。もしくは古いカメラで撮った写真を活用したいという時、こちらのアプリ「Remini」が便利です。無料で利用することができますが、利用制限や広告を見る必要があります。まずは無料で使ってみて、気に入ったら課金してみてはいかがでしょうか。

画像を鮮明に

5つのステップでの簡単作成
紹介した機能を利用して5つのステップでフェイク画像を作ることができます。
① 被写体の写った写真、背景写真を用意する
② 被写体を抽出する 「iPhone標準写真アプリ」
③ 背景写真に被写体を合成する 「PhotoLayers」
④ 不要なゴミを除去する 「TouchRetouch」
⑤ 写真を鮮明にする 「Remini」

おまけとして、ちょっと前に流行りましたが性別を変える機能が付いたアプリ「FaceApp」で作成された自身の写真をネタとしたいと思います。このアプリは様々な顔の変化が楽しめますが、すべての機能を利用するには課金が必要なので注意です。

「FaceApp」で加工されたキトサン

最後に、AIで利用される画像は世界のインターネット上に存在する画像データが学習データとして利用されており、学習データとして利用することは問題ありませんが、そっくりな画像については元の著作物の権利を侵害する可能性もあります。第1ユニットは今後もAI画像について動向を注視していきたいと思います。

それでは、次回の勉強会の記事をお楽しみに!

今回利用したアプリ
 PhotoLayers iOS版 Android版
 TouchRetouch iOS版 Android版
 PhotoDirector iOS版 Android版
 Remini iOS版 Android版

データベースの紹介(IBM DB2)

技術者ブログとして日ごろ取り組んでいる学習内容をご紹介します。
今回はAI、ビッグデータをテーマにしている第1ユニットです。

今日は業務で扱っているデータベースを紹介したいと思います。
データベースとは、収集した膨大なデータが格納されているデータの集まりです。
システムの情報保持だけでなく、ビッグデータの解析など、さまざまなデータの処理に役立てられています。

データベースランキング 引用:https://db-engines.com/en/ranking

上記はデータベースランキングとなっており、1位がOracle、2位がMySQLとなっています。
OracleやMySQLは社内でも利用され、診療予約システムファムルケアや勤怠管理システム、社内研修にも活用しています。

今回、私たちが開発しているシステムには8位にランクインしているIBM DB2が採用されています。開発しているシステムは既存システムを新しく作り直す案件であり、膨大なシステムのため、一括での作り直しは難しく、既存部分を利用しつつ、順次新しいシステムに乗り換えていきます。この切替では既存システムと新システムとの同期が必要であることがポイントです。

本題であるデータベースの紹介としてIBM DB2の説明となります。IBM DB2はIBM社が1983年に開発した古くからあるデータベースです。今では一般化したSQLを初めて採用したデータベースと言われています。分類はリレーショナル型データベース管理システム(RDBMS)であり、最大の特徴としては大型コンピューターからUNIX、Windowsと様々な環境で実行可能であることです。残念ながらランキングでは8位となっておりますが、堅牢な作りであり、大規模システムでの採用されています。

IBM DB2データベース 引用:https://www.ibm.com/jp-ja/products/db2

また、データベースの活用にはデータを管理する必要があり、便利なツールが様々用意されています。IBM社も「IBM Data Studio」を用意しています。ただ、今回プロジェクトでは「Microsoft Access」を利用しています。本来のAccessもデータベースなのですが、DB2やOracle、MySQLのデータを扱うことができます。各データベース毎に少しだけ違う部分もあるためちょっと苦労をするところもあります。
IBM DB2をそのまま利用することにより、既存システムをそのままに、新しいシステムへ省コストでの移行を考えるとデータベースを変更しなかったのに納得な採用だと思いました。

ITバブル、PCの普及に伴い、様々なものがシステム化され、運用されています。それらの耐用年数として当初では10年くらいを見込まれていましたが、延命処置が施され、15年、20年と使い続けられることが多くあります。その延命措置も限界を迎え、システムの再構築をせざる得ない状況となった案件が多くあり、見た目はそのままで中身を刷新する。そしてコストは最小限に。そんな案件が多く、長く運用するのは大変な努力があるのだと改めて痛感しました。

以上、今回は業務で扱っているデータベース(IBM DB2)の紹介でした。

技術者ブログ-キーボードショートカット-

技術者ブログとして日ごろ取り組んでいる学習内容をご紹介します。
今回はAI、ビッグデータをテーマにしている第1ユニットです。

最近のITニュースを賑わせたのはIEのサポート終了でなないでしょうか。IEこと「Internet Explorer」のサポートが2022年6月15日にサポートが終了し、1995年から続いた27年の歴史に幕を閉じました。思えば業務アプリの標準ブラウザとしてさまざまな開発でお世話になりました。その後継としてMicrosoft Edgeが本格稼働となるのですが、実は歴史が古く、2015年に登場したブラウザなのです。IEが使えなくなったら大変!でも安心してください。Edgeの機能に「IEモード」が用意されており、少なくとも2029年まではサポートするとアナウンスをしています。

「Internet Explorer」と「Microsoft Edge」(出典:米マイクロソフト公式Webサイト)

昨今はスマホの普及率が上がり、パソコンが使えない若者が増えていますが、開発や資料作成にはパソコンが欠かせない存在です。今回はパソコン操作に欠かせないWindowsやExcelの便利なショートカットを紹介します。

定番ショートカット
普段から利用しているショートカットですが、意外と知られていない。そして使うとこんなに便利だったんだと実感できるのをいくつか紹介させていただきます。

Ctrl + X切り取り
Ctrl + Cコピー
Ctrl + V貼り付け

意外と便利なショートカットをWindowsから3つ。
1つ目、ファイル操作に欠かせないエクスプローラーを一発で起動できます。次は、スクリーンショットは「PrintScreen」が簡単ですが、範囲を指定してスクショが撮影できるのはとても便利です。最後に、パソコンにロックをかけるにはコレ。離席時には忘れずにロックをかけましょう。

Windows + Eエクスプローラーを起動
Windows + Shift + S指定した範囲のスクリーンショット
Windows + Lパソコンをロック

そして、Excelから4つ。
今日の日付を入れるのにテンキーを叩くことなく一発入力できます。そして、資料の作成時に挿入、削除が面倒くさい。そんな時には「挿入」、「削除」が役立ちます。でも、やっぱり書式を編集したいときの[セルの書式設定]。たったこれだけで右クリックの頻度が大幅に削減されるのではないでしょうか。

Ctrl + ;(セミコロン)今日の日付を入力
Ctrl + +(プラス)挿入 ※行を選択した状態で行を挿入
Ctrl + -(マイナス)削除 ※行を選択した状態で行を削除
Ctrl + 1(数字の1)[セルの書式設定]を表示

ほかにも便利なショートカットキーは沢山あります。Edgeで検索したら新しい発見に出会えるかもしれません。
では、次回のブログでお会いしましょう。

技術者ブログ-AIが対戦相手になる

技術者ブログとして日ごろ取り組んでいる学習内容をご紹介します。
今回はAI、ビッグデータをテーマにしている第1ユニットです。

昨今、将棋の最年少記録を次々と塗り替えている藤井聡太さん。愛知県出身ということもあり、今後の益々の活躍に期待したいところです。彼はAIとの対戦ついても語っており、AIを活用して人間がどう強くなるかを考えているそうです。もしかしたらAIの活用が快進撃の秘訣なのかもしれませんね。

AIが2016年に囲碁の世界トップ棋士を打ち破ったコンピューター囲碁プログラム「AlphaGo」により世界が驚愕しました。また、チェスはAIによる大会が毎年開催され、どんどん強いAIが開発されています。将棋も将棋電王戦というAIでの対戦が2017年まで開催されていました。限られた条件の中で最適解を見つけるのは人間よりもAIのほうが優れているのかもしれません。

囲碁AI「AlphaGo」

ダンデライオンズではカードゲームで学べるプログラミング「HELLO WORLD」を開発、販売を行っており、2人から4人でワイワイ遊べ、相手の手札を含めた戦略性の高いゲームとなっています。また、カードゲームだけでなく、スマートフォンでも遊べるアプリも公開。スマホ版はいかに早く、少ない手数でクリアーするのを目的にしたゲームとなっています。

スマホ版「HELLO WORLD」はAIが対戦相手になることで、戦略性、スリルあるゲームに生まれ変わります。場の状況に合わせた判断を行い、対戦相手が適切な手札を使ってくる難易度の高いゲームとなるよう開発を進めています。
まず、初期段階では条件判断を行う形で対戦思考ロジックを構築します。
次の段階として対戦版にてプレイヤーが対戦を行うことで、対戦データを学習データとして収集、分析し、より強力なAIを構築します。
構築したAIはAI同士の対戦を行うことでよりさらに強いAIを作り出すことを目指しています。

「HELLO WORLD」開発環境

今後、対戦版「HELLO WORLD」の展開をご期待下さい。

技術者ブログ-監視システム

技術者ブログとして日ごろ取り組んでいる学習内容をご紹介します。
今回はAI、ビッグデータをテーマにしている第1ユニットです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

防犯・監視カメラ

今回取り上げた技術は監視システムです。
昨今、町中にはたくさんの防犯・監視カメラが設置されており、日本中に約500万台のカメラが設置されているそうです。あなたが何気なく道路を歩いていてもカメラで録画されているかもしれません。防犯・監視カメラは設置しているだけでは効果は半減してしまいます。録画データを分析、管理することで有用性が増すのです。
防犯・監視カメラはAI、ビックデータの活用例として、ニュースやドキュメンタリーの犯罪捜査で犯人の録画映像から、逃走の足取りを掴んで逮捕に至ったと報道されています。それは各地の防犯カメラの画像を確認したり、大量の録画データを元に顔認証で犯人を特定しているのです。
ほかにもコンビニ、スーパーのレジや駅の改札にも設置され、統計情報の取得、不正利用防止などに活用されています。

第一ユニットでは

それと同じように既存の防犯・監視カメラを活用しようとすると多くの障害が立ちはだかります。それは既存の防犯カメラの所有者もさまざまで、権利関連もあり録画データを活用するには費用がかかります。また、先駆者がすでに実用化しており、ニーズにはあれど、介入するには高いハードルとなってしまいます。そこで、あまり設置がされていない郊外や山間部に注目しました。郊外や山間部の大半は農地や山林であることが多く人があまり訪れないところでもあるのですが、これらの管理にも労力が費やされているのです。
・農地に水が入っているのか?
・害獣に作物を荒らされていないか?
・不審車や窃盗犯がいないか?
また、農地の管理は自宅からの距離もあり、見回りには時間や労力がかかります。私の実家も農家であり、両親が農地の見回りに出かけるのをよく見かけます。

第一ユニットでは過去に下記の活動を行ってきました。
・画僧解析による顔認証
・unityを使ったスマホアプリの開発
・チャットボットの開発
これらを生かし、監視システムの構築、運用を行うことを目標として活動を行っています。

監視システムの概要

監視カメラは常時録画されるわけではなく、画面内に通常と異なるものが映った時に録画を行います。録画された画像を分析し、警告するかどうかを判断します。(画像解析)
・不審車、害獣、窃盗犯が映った場合、警告する
・システム利用者、登録車が映った場合、何もしない
システムはスマートフォンへLINE等のSNSを通じて警告や画像を利用者に連絡されます。(チャットボット)
また、パソコンで警告対象の設定、警告頻度や傾向分析の確認といったことを可能とします。スマートフォンで管理アプリを提供し、簡易的な設定を可能とします。(スマホアプリ)

上記のような監視システムがあれば、自宅に居ながら農地の状況が把握でき、必要な時だけ現場に行くことで時間と労力を抑えることが可能と考えます。農協や農業法人等と協力し、展開を進めたらと思います。
次回は具体的な内容を掘り下げていけたらと思います。

オンラインゲーム大会

ダンデライオンズでは社員同士の親睦を深めるための「レクリエーション」を定期的に開催しています。

本来ならば、リアルでワイワイ開催したいところですが、愛知県は緊急事態宣言が発出された状態で飲み会やイベントの開催は難しい状況です。 以前、オンライン飲み会を開催して盛り上がったこともあり、今回もオンラインで何かできないかメンバーと相談したところ、 オンラインでカードゲームが無料、複数人でも遊べるとなり今回の開催に至りました。

今回利用したサイトはボードゲームアリーナ(BOARD GAME ARENA)です。
サーバーはフランスにあり、 300の国々からプレイでき、35の言語で遊べるサイトです。 PCやスマホだけでなく、ゲーム機からも、ブラウザさえあればプレイできます。

遊ぶゲームはソロ(SOLO)。 UNO(ウノ)の要素を含んだストップ系のカードゲームです。 プレイヤーはウノと同じように時計回りで場に出ているカードに合うカード(色や数字)を出していき、手持ちのカードがなくなった人が勝者となります。 基本的なルールは一緒なのですが、方向転換(リバース)やパス、色指定カードなど共通のものの他に2枚引き・1人とカード交換・全員カード交換など特殊なアクションカードがありウノにはないダイナミックな展開が起こります。 また、割り込みルールなど大ドンデン返しが望めるものも面白い要因です。

業務後の時間を設定したこともあり、参加者は少なめでしたが、通話しながらのゲームということもあり、大変盛り上がりました。

参加者からはこんな感想を頂いています。
「オンラインでのテーブルゲームはみんなでルールを覚えたりできるか不安な面もありましたが、サイトが自動でゲームを進行してくれるので、実際にはオフラインでやるよりスムーズにゲームに入れて良かったです。今回はSOLOをやりましたが他にもいろいろあるようで、そちらも気になりました」

今回はオンラインゲーム大会となりましたが、弊社はカードゲームで学べるプログラミング「HELLO WORLD」を展開しており、iOS、Androidで遊べるアプリ版も展開中です。

あっというまに時間が過ぎ、オンラインカードゲーム大会は大好評で幕を閉じました。
次回はリアルイベントが開催されることを願ってます。