技術者ブログ-AIが対戦相手になる

技術者ブログとして日ごろ取り組んでいる学習内容をご紹介します。
今回はAI、ビッグデータをテーマにしている第1ユニットです。

昨今、将棋の最年少記録を次々と塗り替えている藤井聡太さん。愛知県出身ということもあり、今後の益々の活躍に期待したいところです。彼はAIとの対戦ついても語っており、AIを活用して人間がどう強くなるかを考えているそうです。もしかしたらAIの活用が快進撃の秘訣なのかもしれませんね。

AIが2016年に囲碁の世界トップ棋士を打ち破ったコンピューター囲碁プログラム「AlphaGo」により世界が驚愕しました。また、チェスはAIによる大会が毎年開催され、どんどん強いAIが開発されています。将棋も将棋電王戦というAIでの対戦が2017年まで開催されていました。限られた条件の中で最適解を見つけるのは人間よりもAIのほうが優れているのかもしれません。

囲碁AI「AlphaGo」

ダンデライオンズではカードゲームで学べるプログラミング「HELLO WORLD」を開発、販売を行っており、2人から4人でワイワイ遊べ、相手の手札を含めた戦略性の高いゲームとなっています。また、カードゲームだけでなく、スマートフォンでも遊べるアプリも公開。スマホ版はいかに早く、少ない手数でクリアーするのを目的にしたゲームとなっています。

スマホ版「HELLO WORLD」はAIが対戦相手になることで、戦略性、スリルあるゲームに生まれ変わります。場の状況に合わせた判断を行い、対戦相手が適切な手札を使ってくる難易度の高いゲームとなるよう開発を進めています。
まず、初期段階では条件判断を行う形で対戦思考ロジックを構築します。
次の段階として対戦版にてプレイヤーが対戦を行うことで、対戦データを学習データとして収集、分析し、より強力なAIを構築します。
構築したAIはAI同士の対戦を行うことでよりさらに強いAIを作り出すことを目指しています。

「HELLO WORLD」開発環境

今後、対戦版「HELLO WORLD」の展開をご期待下さい。