【名古屋市研修】伝わる日本語

今回、ダンデライオンズは名古屋市の「中小企業外国人材雇用支援事業」運営事務局よりご支援いただき、日本人社員向けの研修「伝わる日本語」を受講させていただきました。

講師は内定ブリッジ株式会社の淺海様です。

研修の内容を当社ブログに掲載することについて、事務局のご担当者様並びに淺海様も快く受け入れていただきました。感謝いたします。

当記事では、研修の一部についてご紹介をさせていただきます。

外国人材の受入ニーズについて

全国の「中小企業」を対象とした、外国人材の受入状況と今後のニーズについて、直近数年の推移をご紹介いただきました。

引用:日本・東京商工会議所 「多様な人材の活躍に関する調査」調査結果
https://www.jcci.or.jp/i/20210930_tayou.pdf

外国人材の受入は年々増加傾向にありますが、その一方で今後の受入を検討している企業の割合は減少傾向にあるようです。

これは外国人を上手に活かし切れていない企業が多く存在するということです。

事実、多様な人材を受け入れる一方で、何も取り組みが出来ていない企業は「生産性が下がる」というデータの存在についてもお話がありました。

多様な人材と言えば聞こえは良いですが、ただ採用するだけではいけないということです。

人材を受入れてからの、企業内全員の取り組みが重要ということを改めて理解することができました。

外国人採用後の活躍に向けて

外国人採用後の活躍に向けて、企業が直面するであろう課題への取り組みに際して、特に押さえておくべき12のポイントについて、経済産業省他3省合同のハンドブックをご紹介いただきました。

引用:文部科学省 厚生労働省 経済産業省 外国人留学生の就職や採用後の活躍に向けたプロジェクトチーム 外国人留学生の採用や入社後の活躍に向けたハンドブック~実践企業に学ぶ12の秘訣~ https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/ryugakusei_katsuyaku_pt/pdf/20200228_01.pdf

各企業毎に抱える課題は異なるので、全てのポイントをチェックする必要はないとのことです。取り組むべきポイントを定めて実践することが重要となります。

当研修は「7.日本人社員教育」にあたりますが、淺海様のお話では、「2.社内共有」が特に難易度が高いとのことでした。

ハンドブックについては管理者層は是非眺めておいて欲しいとのことです。

オフィスでの日本語コミュニケーションのギャップについて

動画教材を元に、オフィスでの日本人と外国人のミスコミュニケーションの事例をご紹介いただきました。

動画教材:経済産業省のYouTubeチャンネル(metichannel

ミスコミュニケーションの事例を提示していただき、「何が悪かったのか」「どのように改善するべきなのか」についてグループワークを実施しました。

日本語はハイコンテクスト文化の代表例と言われています。日本語は話されている言葉(書かれている言葉)そのものに情報が少なく、その中で予想して会話を成立させる必要があります。

ミスコミュニケーションを防ぐためには、日本人・外国人の双方の立場で考えた上での歩み寄りが重要です。

日本人側としては日本語を調整して「伝わる日本語」にする必要があります。

「伝わる日本語」に近づくためのポイントをいくつかご教示いただきました。

・「大丈夫です」や「できたら」のような二つの意味を持つダブルワードは使用を控える
・初級日本語で学ぶ活用形(ます形、て形、ない形、じしょ形、た形)を意識して会話に組み入れる 
・主語や主体が無くても日本語は機能するが、あえて省略せずに言葉に組み入れることを意識する

研修を受講して

日本で働く外国人労働者の数は年々増加傾向にあります。

ダンデライオンズでは採用にあたり国籍は問われず、外国人の方も様々な現場で活躍しています。

当研修は、社員一人一人がどういう企業組織を作りたいかを考える良いきっかけになったと思います。

当研修のご支援をいただきありがとうございました。

名古屋市「中小企業外国人材雇用支援事業」運営事務局

内定ブリッジ株式会社

勉強会-ビジネス日本語研修

前回の勉強会の様子

社内勉強会 – AfterEffectsを使って動画制作(基本編)

今回の勉強会記事を担当します「アンジェ」と「パンプ筋」です。
12月から2か月のビジネス日本語研修を受けました。BJTという試験を中心とした授業を受けました。

まずは、BJTという試験を紹介します!

Source : https://www.kanken.or.jp/bjt/

Business Japanese proficiency Testの省略で「ビジネス日本語能力テスト」という意味です。
もっとも知られている日本語能力試験(JLPT)と違いビジネスコミュニケーションの能力を測るテストです。

BJTは3章で分けています。
・聴解部門本
・聴読解部門
・読解部門

不合格/合格がなく点数に応じてJ5からJ1+までの6段階のレベルで評価されます。受けたことがありませんので、どの段階にいるかわかりません…

BJTの特徴は仕事で使う日本語を身に付けることだと思います。やはり日常と仕事で使う日本語が違いますので、両方を勉強しなければならないとわかりました。

せっかくなので私もBJTに挑戦したいと思いました。次回の記事で点数次第で結果を教えます!(笑)

授業の内容を一部ご紹介させていただきます。

まず初めに、BJT練習の聴読解について紹介いたします。

BJTの答え合わせ

こちらは、写真を見ながら録音テープを聞きます。四つの選択肢が用意されているので、そのなかから一番適切な答えを選択していきます。

内容が非常に難しかったので、自分が正解を出せたときはすごくうれしかったです。

次にロールプレイについてご紹介させていただきます。

ロールプレイもとても難しかったです。仕事で毎日使っている日本語にもかかわらず、ロールプレイになるとなぜか言葉が自然に出てきませんでした。やっぱり私は俳優になれないなあと思いましたが、日常にまだあまり出ていない状況の話の練習ができてよかったです。

社内勉強会 – AfterEffectsを使って動画制作(基本編)

前回の勉強会の様子

社内勉強会 – 英会話レッスン(基礎の基礎) – dandelionS Blog

今回の勉強会では、AfterEffectsの基本の機能を使って動画を制作しました。
なお、AfterEffectsに触れたことのある『にっしー(私)』が先生を務めさせていただきました。

AfterEffectsとは

Adobe社が提供している映像編集ソフトです。基本的な動画編集はもちろん、CGなどで映像を加工したり、アニメーションをつけたりすることができます。
ちなみにAdobeの映像編集ソフトにはAfterEffectsの他に『Premiere Pro』というものがあり、そちらは長時間の動画(映画など)を制作するのに向いているソフトで、音に関しても詳細に編集することができます。

AfterEffects公式サイト

さすがに映画を製作するには時間が足りないので、今回はAfterEffectsを勉強会の題材にチョイスさせていただきました。

勉強会の様子

AfterEffectsで動画編集!

AfterEffectsは加工やアニメーションを得意としておりますが、参加者がほぼ初めて触れるということもあったため、ほかのフリー動画編集ソフトに対しても学んだことが活かせるように、『基本の編集方法』『AfterEffectsの基本技能』をメインで学んでいただきました。

『基本の編集方法』としては、動画を好きな部分でカットしたり繋げる、テキストを入れる、といった基本を実際に編集しながら感覚をつかんでいただきました。
加えて『AfterEffectsの基本技能』として、オブジェクト(動画やテキストなど)をフェードイン/フェードアウトさせたり任意の時間に合わせて動くように設定するなどを行いました。

AfterEffectsの編集画面

勉強会後半は残りの時間を使って、一人一つ15秒ほどのCMのような動画を制作し、みんなで鑑賞しました。
実は、動画に使用してもらうための素材を事前にこちらで選抜したため、それぞれが使用した素材の中には他の人と被ってしまうものもありました…。しかし、製作者によって演出が異なったことにより、その素材が持つ雰囲気や意味合いが別のものになり、どの作品も参加者の個性が表れた動画になっていて面白かったです。

参加した社員の様子を見る限り、AfterEffectsでの編集の楽しさを知ってもらえた様だったので、とても嬉しいです。
AfterEffectsに興味を持った方は、ぜひお試しください。
ちなみに、次にAfterEffectsの勉強会を行う際は、もうワンランク上の「テキストアニメーション」を行なおうと考えています。お楽しみに!

<動画は以下のサイトからダウンロードしました>
https://mixkit.co/

社内勉強会 – Adobe XDを使ってみよう PartⅡ

代表です。今回は、XD勉強会の第2回目です。
前回から4ヶ月ぶりのXDなので基本を復習するところから始めることにしました。

前回の社内勉強会の様子はコチラ

今回は、「XDことはじめStep2」のデザインカンプからスタートです。

今回の勉強内容は
・Illustratorのロゴデータを配置
・オブジェクトのシンボル化
・アセットパネルからスタイルを一括変換
・プロトタイプの作成
・デザイン効果を適用
・CCライブラリからオブジェクトを追加、編集する
です。

  • Illustratorのロゴデータを配置

Illustratorで作成したロゴを、ライブラリパネルにドラッグ&ドロップして登録します。登録すると、対応する全てのアプリのライブラリパネルにも自動的に追加されます。元のデータを変更すると、適用された全てのデザインに反映されます。XDでライブラリパネルを開くには、「ファイル」→「CCライブラリを開く」を選択します。

Illustratorライブラリ登録

Illustratorからライブラリへの登録は簡単にでき、 XDからライブラリを活用する事も迷うことなく行うことができました。 ライブラリが他のアプリと共有できるのは本当に便利ですね。

  • オブジェクトのシンボル化

次に、フッターをシンボル化して各アートボードに配置し、一括してグラデーションを適用します。
ロゴやアイコン、ヘッダーやフッターなど、各アートボードで共通して使用するオブジェクトをシンボルに変換しておくと、
シンボルを変更したとき、全てのコピーに反映されるため、修正作業の大幅な時間短縮になります。

シンボルの作成

解説では「シンボルを作成」でしたが、このメニューがなく戸惑いました。メニューの右横のショートカットキーが「コンポーネントにする」と同じだと気づくまでに少々時間が掛かりました。

  • アセットパネルからスタイルを一括変換

アセットパネルから、プロジェクト内で使用しているカラー、文字スタイル、シンボルなどを変更すると、プロジェクト全体に自動的に反映されます。

アセットパネルから編集

デザインの更新作業が効率化でき、知っておきたい機能ですね。

  • プロトタイプの作成

フッターとグローバルナビゲーションのデザインができたので、いよいよ画面遷移の設定を行っていきます。

画面遷移の設定

作業用アートボードを如何に活用して効率化するかが作成するポイントでした。

  • デザイン効果を適用

次に、ぼかしやドロップシャドウを使って見栄えを整えていきます。

ぼかしの付与

デザイン効果の適用は、迷うことなくできました。本当に簡単にドロップシャドウを付ける事ができました。ドロップシャドウを付けることで、オブジェクトが背後のオブジェクトの上に浮き上がっているような印象となりました。

  • CCライブラリからオブジェクトを追加、編集する

ここでは、Illustratorで作成したアートワークをXDのデザイン上に追加し、仕上げていきます。

ライブラリを編集

追加されたアートワークをIllustratorで編集してXDに反映させるのですが、なかなかうまくできず…しばらく悩んでいましたが、 元々のデータファイルを編集していてはダメだということが分かり、 ライブラリを直接編集することでうまくXDに反映することができました。

いかがでしたでしょうか。

完成!

今回は、練習用のサンプルファイルをダウンロードして勉強したのですが、チュートリアルのXDのバージョンと社内のXDのバージョンが違っていたようで、メニューや文言に差異があり、初心者としては少々戸惑いましたが、何とか目標まで終える事ができました。

まだ次回のテーマは決まっていませんが、勉強会の様子を楽しく伝えられたらと思っています。お楽しみに!!

社内勉強会 – Adobe XDを使ってみよう

前回の勉強会の様子
http://dandelions.co.jp/blog/2019/12/04/artcle-12/

勉強会テーマ 『Adobe XDの基本』

今回はXD勉強会の初回ということで、XDの基本について勉強しました。
勉強会の様子を紹介していきます。

Adobe XDとは

webサイトや、モバイルアプリなどのデザインに適した、オールインワンのUX/UIソリューションです。デザイン、プロトタイプ、共有、すべてをXDでおこなえます。


https://helpx.adobe.com/jp/xd/how-to/what-is-xd.html

XDで和定食店の紹介ページデザイン作ってみた

今回は和定食店の紹介WEBページのデザインを作りながら、基本を学びました。
ワイヤーフレームがサクサク作れる機能が盛りだくさんです。
特にリピートグリッド機能は簡単に類似パーツを作成できて、メニュー表の作成に役立ちました。

リピートグリッド1
リピートグリッド結果

このようにスクロールするだけで簡単に類似パーツを作成できました。
また、作成したパーツにまとめて、別々の画像を挿入することも簡単。

画像挿入
画像挿入完了
マウス操作で簡単挿入

他にもページの動作付けや、画像の切り取り、装飾の作成も簡単に行うことができました。またIllustratorで作成した図形も使えるらしく、WEBデザインが捗りそうです。
最終的にはこんな感じに仕上がりました。

メニュー完成
初心者でも1時間程度で作れる

いかがでしたでしょうか。
今回は触り程度でしたがXDは初心者にもやさしい便利な機能が盛りだくさんでした。
プロトタイプ機能でデザインだけでなく、画面の遷移も簡単に確認できるのも完成をイメージし易くてよかったです。
次回の勉強会もお楽しみに!!

社内勉強会 – InDesign 実践!効率の良いデータ作りをしよう

前回の勉強会の様子
https://dandelions.co.jp/blog/2019/09/30/artcle-2/

勉強会テーマ
『実践!効率の良いデータ作りをしよう』

今回はInDesignの作業を効率よく行うための「効率化、自動化」に関わる以下6つの機能について学びました!

1.正規表現スタイルの設定および適用
2.検索・置換機能の活用
3.他のドキュメントファイルからのスタイル活用
4.ライブラリ機能によるオブジェクトの効率的な再利用
5.ブック機能による複数ドキュメントを集約
6.データ結合機能

本稿では「6.データ結合機能」をご紹介します。

データ結合機能とは…

InDesign でデータ結合パネルを使用すると、データソースファイル(CSV または TXT ファイル)を InDesign ドキュメントに結合することで、ドキュメントの複数のバリエーションを簡単に作成できます。例えば、データ結合機能を使用して、数百種類の手紙、封筒、郵送ラベルをすばやく正確に作成できます。データ結合は、メールマージとも呼ばれます。

引用:https://helpx.adobe.com/jp/indesign/using/data-merge.html

用意するものは以下の2つだけです。
① CSV または TEXT形式のファイル
②テンプレートとなるIndesignドキュメントファイル

今回はCSV形式のファイルを使用します。

画像ファイルを読み込む場合は、フィールド名の頭に「@」を入力する必要があります。
CSVファイルと画像ファイルは同一フォルダに配置します。

続いてInDesignでテンプレートを作成します。
画像フレーム、テキストフレームを用いてドキュメントを作成します。
CSVの各フィールドをイメージしながら作成します。

レイアウトデータとcsvのフィールドを簡単なクリック操作で紐付けられます。

データ結合機能により、CSVファイルの各フィールドとテンプレートの項目を紐付け定義します。

プレビューの結果です。

複数レコードを一括して処理し、結合ドキュメントとして作成することもできますので皆さん是非実践してみてください!

和気あいあいとした楽しい勉強会でした!

今回の勉強会では、InDesignが文字データだけでなく、画像データについても効率的に取り扱えることを学びました。まだまだ操作は拙く、どこに何の機能があるのかを探しながらの勉強会ですが、継続していけば今回の機能も使いこなせるようになると思います!
次回の勉強会もお楽しみに!

社内勉強会 – InDesignを利用して冊子の誌面を作成しよう

弊社では社員を対象とした勉強会を定期的に実施しております。

勉強会テーマ
『InDesignを利用して冊子の誌面を作成しよう』

今回はInDesignの勉強会を実施しました。
現在社内ではホームページの刷新や自社パンフレット作成等でデザインに力を入れております!
いきなりデザインを習得することは難しいため、 簡単にパンフレット等を作成できる「InDesign」を利用して学習を行っていきます。

InDesignとは

印刷とデジタルメディア向けのページデザインとレイアウトソフトウェアの業界標準ツール、 InDesignなら、美しいドキュメントの作成とプリフライト、入稿が可能です。
ポスターや本、デジタルマガジン、電子書籍、インタラクティブなPDFなどの制作に必要なあらゆる機能が揃っています。

引用
https://www.adobe.com/jp/products/indesign.html

今回の勉強会で初めてInDesignに触れたメンバーもいるため、午前中は基本操作の説明動画を鑑賞するところからスタート!

動画はこちら:「InDesignことはじめStep 1:チラシを作る方法」

説明動画鑑賞後、いよいよ今回のテーマである冊子の作成に入ります!
用意された教材を参考にしながら、「日本の四季」という冊子を作成します。

冊子の作成で必要となったInDesignの機能としては以下の通りです。
①レイアウトグリッド(冊子用のドキュメント設定)
②マスターページの作成(複数ページに適用するテンプレート)
③縦組み文字の配置(見出し本文の書式設定・自動流し込み・ルビ)
④画像配置

操作方法に苦戦しながらも、3時間程で作成することが出来ました!
完成品はこちら↓↓

操作に慣れてしまえば、完成品くらいのレベルがあっという間に作成できてしまう「InDesign」恐るべし!?

今回は教材として、全体のレイアウトや文章、画像が用意されていたので、 簡単に冊子を作成することができましたが、これらをイチから作成するとなるとなかなか骨が折れそうです・・・。

次回も「InDesign」を利用した勉強会を実施する予定です。