社員紹介

キャンプでの自然との触れ合いと備えの大切さ

閲覧いただきありがとうございます。今回の社員紹介を担当する「キトサン」です。普段はIT業界でシステム開発に取り組んでいますが、今年から防災への備えをきっかけに、キャンプという新しい趣味に目覚めました。日常の防災意識とキャンプの楽しさがつながり、自然の中で過ごす時間が私にとって貴重なリフレッシュのひとときになっています。

今年の始まりに北陸地方で発生した地震のニュースが大きな話題となり、被害を受けた方々やその影響の大きさを目の当たりにしました。学生時代に阪神大震災後の復興期の神戸に住んでいた経験もあり、防災への意識が強まりました。普段から防災対策を行っていましたが、改めて自分の備えを見直していた中で、「この防災グッズ、もしかしてキャンプにも使えるんじゃないか?」という気づき、そこからキャンプデビューに至りました。

初めてのキャンプはアニメ「ゆるキャン△」の聖地でもある冬の本栖湖でした。コロナ禍のキャンプブームが落ち着いた頃で、それほど混雑はしていませんでしたが、時期と天候が重なりかなりの寒さでした。それでも翌朝は快晴で、富士山を綺麗に見ることができ、キャンプならではの景色に感動しました。もちろん「カレー麺」を食べて聖地を満喫しました。その後は地元でのデイキャンプでお茶を楽しむスタイルが定番になっています。

また、最近のオーバーツーリズムで宿泊施設が取れないことが多く、そんな時にもキャンプは役立っています。北海道でのキャンプでは飛行機でのキャンプギアの持ち運びに苦労しました。機内持ち込みや預け荷物の制限がある中、パッキングに工夫が必要だと学びました。この経験は、次回の遠出キャンプでの良い教訓になりました。

本格的なキャンプ体験は、昔の仕事仲間と長野で行ったものでした。新しいテントを購入し、仲間と協力しながら設営やギアを使ってキャンプを楽しみました。普段のソロキャンプやデイキャンプとはまた違った充実感があり、反省点や改善点も多く見つかり、次のキャンプに向けた課題が明確になりました。左が私のテントです。

そんな中、会社でテーマディスカッションの機会があり、防災を提案したところ採用されました。年代ごとにチーム分けを行い、それぞれの視点から「防災グッズ」「防災意識」「ゾンビパンデミックの対策」「防災のトレンド」「防災ビジネスモデル」といった多様なテーマで発表が行われ、社内の防災意識も大きく高まりました。南海トラフ地震のリスクもある中で、会社全体での防災への意識が深まる良い機会となりました。

防災から始まったキャンプ生活は、ただの趣味を超えて、日常に新しい価値観と学びをもたらしてくれました。防災とキャンプという一見異なる要素が結びつくことで、自然と向き合いながら「備え」を楽しむ生き方を模索できるのではないでしょうか。これからも自然の中での新しい体験と発見を大切にしていきたいと思います。

次回のブログもどうぞお楽しみに。