技術者ブログ:Outsystems Developer Cloudについて

技術者ブログとして日ごろ取り組んでいる学習内容をご紹介します。
今回は、ローコード開発をテーマにしている第2ユニットです。

今回のテーマ:『Outsystems Developer Cloudについて』

私たち第2ユニットは、現在OutSystems 11を使用したローコード開発を行っており、ブログではその開発方法などをご紹介しています。(前回の第2ユニット技術者ブログはこちら
今回は、OutSystemsから2023年4月より日本国内リリースされている『OutSystems Developer Cloud』についてご紹介します。

Outsystems Developer Cloudとは?

Outsystems Developer Cloud(以下、ODCと表記)とは、OutSystemsが提供するクラウドネイティブの(クラウド上で稼働することを前提に作成されている)ローコードアプリケーション開発プラットフォームです。
Amazon Web Service(AWS)のネイティブクラウドサービスを基盤としており、Kubernetes、Linuxコンテナ、マイクロサービスなどをサポートします。

ODCで使用されている技術

ODCはクラウドネイティブプラットフォームとして、俊敏性や可用性、耐障害性などのメリットを発揮するための技術が、上記サービスのサポートなどによって使用されています。その技術の一部をご紹介します。

マイクロサービス

マイクロサービスとは、複数の独立した小さなサービスをAPIやwebサービスを介して通信することで組み合わせ、一つの大きなアプリケーションを構築する手法のことです。個々の機能の関連性が低くなるので、ある機能での障害や負荷増大が他の機能に及びにくくなります。また、機能の変更や拡張も対象のサービスにのみ行うことが可能なので、変更・拡張における俊敏性が高くなります。
しかし、一つのアプリケーションで作成するよりもシステム全体としての一貫性を保つことが難しくなるため、システム全体の設計やデータの管理、APIの管理に注意する必要があります。

コンテナ化

コンテナ化とは、仮想化技術において、あらゆるコンピューティング環境で実行するために必要な要素(実行環境からアプリケーションまで)を一つのパッケージにまとめる技術のことです。基盤の環境を気にする必要がなく、迅速な開発を可能にします。

オートスケーリング

オートスケーリングは、各アプリケーションのCPUやRAMの使用状況を監視し、負荷に従ってアプリケーションの容量を自動的に増減させる機能です。オートスケーリングによって、プラットフォームのパフォーマンスを低下させることなく、ビルドサービスやその他のサービスを同時に使用できます。

ODCのメリット

通常、クラウドネイティブのアプリケーションプラットフォーム構築には、膨大な費用と時間を必要とします。ODCでは構築に係る面倒な作業はOutSystems側で実施するので、0から構築するよりも手間をかけずにクラウドネイティブサービスを導入することができます。
また、OutSystemsの既存ローコード開発プラットフォーム『OutSystems 11』といくつか違いはありますが、基本的な機能については大きな差はありません。
ODCでは、OutSystems 11の生産性の高さとクラウドネイティブサービスの利点を活かした設計、開発、デプロイなどが可能です。

現在、ODCにはOutsystems11のようにすぐに導入できる無償トライアルはありませんが、開発画面のUIイメージなどはOutsystems webサイトに掲載されています。
Outsystems製品を試したことがない方は、まずはOutsystems11のトライアルを導入してみてODCの画面と見比べてみてください。

Outsystems11のトライアル導入について:
技術者ブログ:Outsystems導入とサンプル画面作成の紹介 – dandelionS Blog
ODCのUIについて:
UI overview of ODC Portal and ODC Studio – ODC Documentation (outsystems.com)

まとめ

今回は『Outsystems Developer Cloud』についてご紹介しました。
当社では現在OutSystems 11を使用しているので、今後はOutSystems 11とODCの違いや開発目的における使い分け、もしODCに移行したいとなった時の方法について深堀できればと思います!

第2ユニットではこれからもOutSystemsなどのローコードツールを使った技術者ブログを展開していきますのでお楽しみに。

社員紹介(22-3)

ご覧いただきありがとうございます。
今回社員紹介の記事を担当します、第二ユニットのオギです!
今回は、私がダンデライオンズに入社したきっかけと、入社してからについてお話しします。

入社したきっかけ

まずはダンデライオンズに入社したきっかけについてお話しします。
学生時代は情報学部でIT業界にずっと興味があって……というわけではなかったです。
学生時代は全く別のことを勉強していて、どちらかというとITから縁遠い人間でした。
ただ、プログラミングの勉強をしている友人がいて、その人がどんなことをしているのかなど話を聞いて、なんとなく面白そうだなと感じてはいました。

就職活動をしていく中では、事務職や総合職で探して何社か応募しました。
実は、ダンデライオンズで最初に応募したのはエンジニア職としてではなく、今の管理部門にあたる職種としてでした。
コーポレートサイトや、それこそこのブログの過去投稿などを見て、明るくてあたたかそうな会社だと感じて応募しました。
面接で話していく中で、IT業界やエンジニア職の仕事への興味が自分の中で強くなり、それが会社にも伝わったようで、エンジニア職としての採用を提案していただきました。
私としては、未経験であることに不安は感じながらも、IT人材として人の役立つことができたらいいなという思いもあり、エンジニア職として働かせていただくことになりました。

入社してから

新入社員として入社してから、現在3年目になります。
入社してからは3か月ほど研修期間があり、JavaやSQLなどエンジニアとしての仕事に必要な基礎知識を勉強しました。
研修期間を終えてからは、自社やお客様先のシステム開発案件や、お客様先システムの保守運用、モバイルサービス事業の技術アシスタントなど様々な案件に携わらせていただいて、経験を積んでいます。
業務の中で分からないことがあればすぐに他の社員に聞くことができる雰囲気がありますし、皆さんいつも丁寧に教えてくれます。

会社の雰囲気としては明るくあたたかい印象で、入社前と変わらずでした。
コロナ禍での入社だったので、最初のころはなかなか社員一同に会する機会もありませんでしたが、徐々に懇親会や社員旅行が開催できるようになり、普段は別のお客様先にいる同僚とのコミュニケーションも増えたと思います。

この夏のレクリエーションの様子です。詳しくはこちら!

まとめ

入社後3年近く経ち、様々な経験を通して入社当初よりできることが増えました。
今後の目標としては、入社以降ダンデライオンズの上司や先輩に教えてもらったことやいただいた優しさを、ダンデライオンズの後輩や未来の後輩に対して返していければと思います!
(話していたら長くなってしまったので、近況などはまた今度の機会に…)

次回の社員紹介もお楽しみに!


技術者ブログ:(OutSystems)アプリケーションのモバイルアプリ化

技術者ブログとして日ごろ取り組んでいる学習内容をご紹介します。
今回は、ローコード開発をテーマにしている第2ユニットです。

今回のテーマ:『アプリケーションのモバイルアプリ化』

前回は、Advanced Excelを使用してOutSystems内の画面データをExcel出力する方法についてご紹介しました。
今回は、OutSystemsで作成したアプリケーションをスマホなどのモバイルアプリとして使用できるようにする方法をご紹介します。

モバイルアプリ化ってなんだか大変そう…

モバイルアプリと言われてパッと思い浮かんだのは、App storeやGoogle Playストアなどからインストールできるものでした。
(アプリとしてリリースするまでに手間や時間がかなりかかるみたいだし、アップデートもすぐに反映できないし、そもそもアプリの利用用途的にストアで配布までしなくても…うーん…。)
と、最初はモバイルアプリ化に対してちょっと身構えましたが、思っていたよりも手軽にモバイルアプリ化することができます!

OutSystemsでは、アプリストアを経由してインストールするアプリ(こちらはネイティブアプリといいます)を配布する方法のほかに、PWA(プログレッシブWebアプリ)として配布する方法が用意されています。

PWA(プログレッシブWebアプリ)とは?

プログレッシブWebアプリとは、スマホなどモバイル端末向けに設計されたWebサイトやWebアプリを、ネイティブアプリと同じように扱えるようにする技術のことです。PWAには以下のようなメリットがあります。
・アプリストアを利用する必要がない
・Webサイト上のコンテンツでありながら、アプリと似たような使い方ができる
・iOS/Androidで同じ仕様のものが使える
等々…

ここからは、OutSystemsで作成したアプリケーションをPWAとしてモバイルアプリ化する手順をご紹介します。

モバイルアプリ化してみよう:準備編

最初からモバイルアプリ化を見据えてアプリケーションを作成するときは、アプリケーション新規作成の際に「Tablet App」または「Phone App」を選択します。

そのあとは、画面やロジックを作成してアプリを作っていきます。

アプリケーションを新規作成する際に表示される画面

モバイルアプリ化してみよう:配布編①(OutSystems Service Studio)

アプリが完成したら、いよいよアプリケーションをモバイルアプリ化します。
まずは、OutSystems Service Studioで配布の準備をします。

①モバイルアプリ化したいアプリケーションを選択します
②「Distribute」を選択します
③「Progressive Web App(PWA)」の下にある「Distribute as PWA」をオンにします
④アプリケーションのQRコードが発行されます

モバイルアプリ化してみよう:配布編②(モバイル端末)

ここからは、ユーザのモバイル端末での操作になります。
今回はiOS(iPhone)の画面をご紹介しますが、Androidでも操作に大きな差はなくインストールすることができます。

①カメラ等で発行したQRコードを読み取りブラウザで開きます
②Safariの「追加・共有・保存」アイコン(画面下の真ん中)をタップします
③「ホーム画面に追加」をタップします
④名称を入力して「追加」をタップします

以上の手順を踏んで、ホーム画面にアプリケーションが追加されれば完了です!

「Reactive Web App」でアプリケーションを作成していたら…

最初にReactive Web Appを選択したけど、モバイルアプリとして使いたい…!と思うこともあるかもしれません。
ただ、Reactive Web AppにはDistributeタブはなく、PWAとしてモバイルアプリ化することはできません。また、アプリケーションのタイプを後から変更することは、OutSystemsの仕様上不可能です。
しかし、疑似的にモバイルアプリ化のようにする方法を併せてご紹介します。

①アプリケーションをブラウザで開き、「QRコードを作成」アイコンを選択します
②作成されたQRコードをモバイル端末で読み取り、配布編②の操作をします

もちろんアプリケーションの作られ方が違うので挙動等は違いますが、ホーム画面から直接アクセスできる便利さなどはReactive Web Appでもカバーすることができます。

まとめ

今回は、OutSystemsで作成したアプリケーションをスマホなどのモバイルアプリとして使用できるようにする方法をご紹介しました。
アプリストアで配布するモバイルアプリ化だけでなく、PWAで素早く手軽にアプリケーションをモバイルアプリ化することも可能ですので、アプリケーションの利用用途などに合わせて活用してみてください!

第2ユニットではこれからもOutSystemsなどのローコードツールを使った技術者ブログを展開していきますのでお楽しみに。

社員紹介(22-2)

ご覧いただきありがとうございます。
今回の社員紹介記事を担当します、第2ユニットの「オギ」です!
今回二度目の担当です。(前回はこちら

最近のゆる趣味


前回の記事から1年余、現在も趣味のリアル脱出ゲームに時折行きます。
また、近頃は趣味とまではいきませんが展覧会へ行くようになりました。

名古屋でも美術館や科学館、百貨店などいろんな場所で、さまざまな展覧会が開催されています。
ほとんどが期間限定での開催なので、つい足を運んでみたくなります。
東京や大阪だけの開催でなく、全国巡回で近場にやってくることがあるのも嬉しいところです。

今までに国内外100組のアーティストが出展する国際芸術祭や、絵本作家さんの個展などに行きました。

作者が何故この作品をつくるに至ったのか、その人が何を考えて生きている/生きていたのかなどを、作品や説明から受け取って考えてみながら観るのが面白いです!

また、国際芸術祭では名古屋を離れた街中にも会場が点在していて、行ったことのない街を歩き回って作品鑑賞するのも楽しかったです。

今度は科学館で開催しているような自然科学系の展覧会にも足を運んでみたいと思います!

今回の記事は以上です。
次回の記事もお楽しみに!

DRESS&GROOMING -身だしなみ- 2022年度

こんにちは、第2ユニットのオギです!
今回は、2022年5月25日(水)に行われた身だしなみ研修について、その様子をお伝えします。

今回の研修も、Brilliant Impressionの森内様に講師をしていただきました。

前半は座学として「正しい身だしなみセミナー」を受講し、社会人としての身だしなみの基本を学びました。後半ではスーツのお店に行き、研修参加者のオーダースーツ作りを行いました。

座学では始めに「外見の重要性」、外見がどのような影響をもたらすのかについて学びました。
その後、何を着るか考える上での「身だしなみのルール」、男性・女性それぞれの「ビジネススタイルの基本」や「カジュアルダウンの方法」について具体的に学びました。

「正しい身だしなみセミナー」の様子

男性の身だしなみの話の中では、ビジネスシーンでふさわしい、あるいはそぐわない着こなしについて学びました。スーツの色や柄、形やサイズ感から、ネクタイやシャツ、靴や鞄などのアイテムまで、幅広く、かつ詳しく教えていただきました。
また、男性参加者が着ていたスーツを実際に目で見てチェックしながら、ビジネススタイルとはどういったものかをより深く理解することができました。

女性の身だしなみの話の中では、男性の身だしなみの考え方との違いや、カジュアルダウンする上でどんな色、柄、素材などを選択するのがよいかを教わりました。
カジュアルダウンの中でもビジネスとカジュアルのバランスによって段階が分かれていて、それぞれでどのようにカジュアルにしていくのかを学びました。

座学で身だしなみについて学んだ後、KASHIYAMA名古屋栄店様にお邪魔して、研修参加者全員のオーダースーツを作っていただきました。

アドバイスをいただきながら選んでいる様子

採寸をしていただき、生地の色や柄、スーツの形などを座学での学びを基に考え、森内様にご助言をいただきながら決めていきました。
各々悩みながらも、出来上がったスーツを着る自分の姿を想像しながら、一つ一つ真剣に選びました。

それではどのように変化したのか見てみましょう。
まず、こちらが研修を受けた日に着ていたスーツ姿です。

before

そして、こちらが作っていただいたスーツ姿です!

after(森内様と代表に一緒に写っていただいています)

実際に比べて見てみると、かなり印象が変わりますね。
適切なサイズ感とビジネススタイルに合った色・柄で、より社会人らしく各々に似合ったスーツ姿になりました。

今回の研修を通して、ビジネスにおける身だしなみは自分だけのものではないんだという意識を持つことができました。また、服装を正しく選ぶ方法やポイントを詳しく教えていただき、今後の服装選びにおいて活かしていこうと思いました。
そしてオーダースーツを作っていただくのは、自分にとって貴重な経験となりました。
悩みながら選んだスーツはとても素敵に仕上げていただいて、袖を通すと思わず背筋が伸びました。

今回講師をしてくださった森内様、誠にありがとうございました。

今回の記事は以上です。
次回の記事もお楽しみに!

オフィスにて歓迎会を行いました

ダンデライオンズでは社員同士の親睦を深めるための「レクリエーション」を定期的に開催しています。
今回は、2020年10月ぶりとなる歓迎会を行いました。

ダンデライオンズは2021年度には合わせて5名、2022年度は4月に3名の新しいメンバーが増えました。

新型コロナウイルスの影響もあり、今回はダンデライオンズオフィスでの開催となりました。
また、食事とお酒の代わりにお菓子とソフトドリンクを用意し、アルコール消毒・マスク着用など新型コロナウイルス感染対策を実施しながら、社員同士の交流を深めました。

歓迎会が始まり、まずはテーブルごとで最近の近況やお互いの趣味など歓談しました。
新しいメンバーにとっては初めて顔を合わせる社員もいて、緊張しながらも徐々に打ち解けていました。

その後、新しいメンバーによる自己紹介をおこないました。
自己紹介を聞いた社員からの質問もあり、新しいメンバーについてより深く知ることができました。

緊張の度合いや話す内容もさまざまで、各々の個性があふれる自己紹介でした。

後半では、各テーブルから1名ずつ選出して、マリオカートで対戦しました。
熱い接戦が繰り広げられ、応援する声などが飛び交って盛り上がりました。

レースの展開から目が離せませんでした!

互いに顔を合わせて話せることの良さを実感でき、楽しい時間となりました。

次回のレクリエーションもお楽しみに!

社員紹介(22)

ご覧いただきありがとうございます。
はじめまして、この度社員紹介を務めます「オギ」です。

肩書

新入社員として入社し、
第2ユニットに所属しています。

経歴

出身は名古屋で、関東の文系の大学で4年間を過ごしました。
入社まではプログラミングやIT知識をほとんど学んだことがありませんでした。
論理的に組み立て試行錯誤を繰り返すプロセスを経て、作ったものが多くの人の役に立てるIT業界の仕事が自分のしたいことに合っていると思い、興味を持ちました。

現在の業務

客先のWEBシステムの次期ブラウザ対応をテレワークで行っています。
現在は、InternetExplorerとMicrosoftEdgeでのシステムの画面を比較して、画面のレイアウトでの修正箇所をチェックしています。
テレワークといってもチーム全員で栄のオフィスに出社しているので、チーム内で情報共有や相談をしやすい環境で仕事をすることができています。

自己PR

趣味は、ディズニーに行くこととリアル脱出ゲームです。

ディズニーは年パスを持っていたことがあるくらい大好きです。
アトラクションはもちろん、ショーを見たりキャラクターに会いに行ったり美味しいものを食べたりと、楽しみ方は無限なので何度行っても飽きません。

パーク内の好きな場所です。どこにあるか分かりますか?

リアル脱出ゲームは、平均月1以上で行っています。1日で3つの公演に行くこともあります。

テーブル上で謎を解くタイプのものや動き回って脱出を目指すタイプのものなど、さまざまです。公演内容も期間によって違うので、時折新しい公演がないかチェックしては、家族や友人と一緒に謎を解きに行っています。

リアル脱出ゲームは何といってもクリアできるかどうかのドキドキ感と、謎が解けた時の達成感が最高です。

時間延長なしでクリアした235番目のチームになった記念に撮りました。

今回は以上になります。
次回の社員紹介もお楽しみに!

2021年夏季インターンシップ体験談②

※今夏に当社でインターンシップを行い、日本人大学生の方2名、外国人留学生の方3名に参加していただきました。当記事では、参加者の方の体験談を紹介していきます。

中国人留学生(男性)

この度、株式会社ダンデライオンズの夏季インターンシップに参加させていただきました。

このインターンシップを通じて、色々なことが勉強になりました。

まず、日本のビジネスマナーを学ぶことができました。自分は日本での就職を考えています。なので、これから自分が就活し社会人になる前に、社会で一番基礎的かつ重要なビジネスマナーを学ぶ貴重な機会になったと思います。

さらに、日本のサブカルチャーを題材にしたバナー制作やHELLOWORLDの動画企画などのテーマで、グループディスカッションを行いました。ディスカッションでは、さまざまなアイデアを交換しました。特に、他人の意見を聞いてそれに触発されて新しいアイデアが出てくることが面白く、有意義だと感じました。

また、システムのテスト体験もしました。テストをきちんと完成させるには、たくさんの細かい点を注意しなければならず、思ったよりも簡単ではありませんでした。

そして、今回のインターンシップで一番面白いと感じたのは、ダンデライオンズのカードゲーム『HELLO WORLD』の動画撮影です。ディスカッションして考えた企画を元に、『HELLO WORLD』の楽しさを伝える動画を撮影しました。自分を含めた留学生のインターンシップ生と日本人のインターンシップ生とが、『HELLO WORLD』をプレイしていくことで仲良くなることができて嬉しかったです。

インターンシップを通じて、日本のIT企業の雰囲気を体験し、IT企業の仕事やマーケティングに触れることができました。今回の経験が貴重で有意義なものになると信じています。

ありがとうございました。


中国人留学生(女性)

 今回、株式会社ダンデライオンズの夏のインターンシップに参加させていただきました。

私は現在大学三年生で、日本での就職を考えています。日本の会社がどのような雰囲気で仕事をしているのか、また、日本の会社の文化は自分の国とどう違うのか学びたいと思い、参加させていただきました。

今回、一番印象に残っているのはSNSのスタンプ作成です。スタンプ作成では、イラストに合うフレーズを日本語や中国語などのさまざま国の言葉で考えました。

私は大学で国際関係の勉強をしているので、始まる前にカリキュラムを聞いた時から面白そうだと思っていました。そして、実際に体験してみてとても勉強になりました。

特に学びになったのは、日本語のフレーズを中国語に直す時に、そのまま通訳すれば良いわけではなく、その国の状況を考えながら使いやすいフレーズを考える必要があるということです。

また、スタンプ作成やディスカッションでみんなで話し合うというのも、私にとっていい経験になりました。

インターンシップが始まる前は本当に不安でしたが、インターンシップが始まると不安がなくなっていきました。学びたかった日本の会社の文化だけでなく、本当にたくさんのことを勉強することができました。また、他のインターンシップ生や担当の人も優しくて、わからないことを詳しく教えてくれて、本当にうれしかったです。

インターンシップに参加させていただき、ありがとうございました。


韓国人留学生(女性)

今回、株式会社ダンデライオンズの夏のインターンシップに参加いたしました。

私は大学卒業後に日本で就職したいと考えていて、日本の会社の雰囲気やマナーについて学びたいと思い、インターンシップに参加しました。また、インターンシップをきっかけに、自分の将来についてより深く考えたいというのも参加の理由です。

今回のインターンシップを通じて、色々なことを学びました。

一日目では、マインドマップの作成を通じて自分を探してみることができ、自分が何をしたいのかを考えていく上でのヒントになりました。

また、SNSのスタンプ作成では、イラストに合う表現は何かを、日本語、中国語、韓国語、英語、フランス語で考えました。日本語の表現を、韓国語で言い表すとどうなるのか考えるのは難しかったです。

二日目では日本のビジネスマナーについて学びました。日本のマナーが江戸時代から続いていて今でも使われているということを知り、勉強になりました。
また、日本のサブカルチャーについて調べ、それを元にECサイト向けのバナーを作りました。私は絵を描くことが好きなので、バナーのデザインを担当しました。自分の好きなことが役に立ったように思いました。

三日目では、ダンデライオンズのカードゲーム『HELLOWORLD』の楽しさを伝えるための動画の企画をしました。『HELLOWORLD』を実際にプレイして楽しさを体感した後、どうすれば楽しさを伝えられるか考え、ディスカッションをしました。

今回のインターンシップで日本の会社の雰囲気を知ることができ、マインドマップを使って自分について考えることもできました。
また、ディスカッションなどを通じて自分で考えて意見を言うことがたくさんできて、いい経験になりました。

この経験を活かして、今後も頑張っていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

2021年夏季インターンシップ体験談①

※今夏に当社でインターンシップを行い、日本人大学生の方2名、外国人留学生の方3名に参加していただきました。当記事では、参加者の方の体験談を紹介していきます。

日本人大学生(男性)

この度、株式会社ダンデライオンズの夏季インターンシップに参加させていただきました。

このインターンシップは驚きの連続で、毎日が新鮮に感じました。

初めに驚いたのは、インターンシップが始まる前のことです。今回のインターンシップの参加者5人の中で、日本人は僕を含め2人しかいませんでした。他の3人は、韓国の人が1人と中国の人が2人でした。
最初は少し緊張したけど、話しやすい人ばかりで、インターンシップの期間中お互いの国についてたくさん話すことができました。

また、僕にとって印象深い出来事となったのは、SNSのスタンプ作りの時のことです。
日本でよく使う言葉と同じ音が、他の国では全然違う意味の言葉として存在していると知って、ものすごく驚きました。
日本独自の言葉だと思っていたものが、意味に違いはあれども他の国で通じるとは、思ってもいませんでした。

その他にも、ECサイト向けのバナーを作ったり動画の企画を練ったりするなど、普段の生活ではしないような体験や学べないようなことばかりで、とても新鮮でした。

今回のインターンシップでの貴重な経験、学んだことを活かして精進していきたいと思います。ありがとうございました。




日本人大学生(女性)

この度、ダンデライオンズの夏季インターンシップに参加させていただきました。

初日からすごく緊張していて、会社の場所も分からず一人ウロウロして辿り着いた所、担当の社員さんが笑顔で出迎えてくれました。
その後会社説明を受けると、和やかな雰囲気の会社だということが伝わり、少し緊張が解れました。

インターンシップのカリキュラムの中で私が特に印象に残ったのは、SNSのスタンプを考えたこととビジネスマナーを教わったことです。

SNSのスタンプ作りでは、スタンプに使われる文言を考えました。
日本語で文言を考えた後、留学生のインターンシップ生を中心にそれぞれ中国語・韓国語・フランス語・英語の表現を考えていきました。この過程が面白く、国境を越えた環境に触れられる貴重な時間となったと思います。
また、初めてのグループワークにも関わらず、一致団結して進めることができ、チームワークの良さを実感できたことが嬉しかったです。

ビジネスマナーの講習では、古くから伝わる日本のマナー「江戸しぐさ」を教わりました。
留学生である他のインターンシップ生にとっては、日本の歴史に触れる機会となったと思いますし、私自身も今までマナーについて改めて考えるいい機会となり、学びを深めることができました。
特に、「相手の時間を無駄にしない」という考え方は、自分を振り返った時に痛感する部分があり、強く印象に残りました。

その他にも、ダンデライオンズのカードゲーム『HELLO WORLD』を体験して動画を企画したり、自分達と同じ層にターゲットを絞ってペルソナ制作や市場調査したりしました。資料作りでは、各分担に分かれて協力して制作にあたりました。
今まで個人でプレゼンをする機会が多かったので、自分と相手の意見を交換してチームで作業を進めていくという経験も学びになりました。

今回のインターンシップでは多くの学びを得られ、本当に貴重な経験となりました。この学びを今後の自分につなげていきたいです。