ユニット活動報告会!

10月のブログで告知させていただいたとおり、今期もユニット活動報告会が開催されました。

今期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、発表者を含むほとんどのメンバーがリモート参加による報告会となりました。前期は人前に立っての発表でしたが、今期のリモート形式は発表者にとってやりやすい面・やりにくい面があったのではないでしょうか。リモート形式に慣れているな、と思わせる方も見受けられました。今後は対面でのコミュニケーション能力に加えて、リモートによるコミュニケーション能力も問われる時代なのかもしれません。

今期もユニットごとに発表テーマ(評価ポイント)が設けられました。
発表された内容からいくつか抜粋させていただきました。

第0ユニット(ユニットテーマ:デザイン)
①レスポンシブデザインについて
弊社ではお馴染みとなりましたが、閲覧者の端末に応じたウェブページを閲覧可能とするウェブサイトの構築手法です。GoogleのMFI開始についても触れ、モバイル機器に優しいサイト作りは今後も必須となるでしょう。
②現在のトレンドについて
今期に台頭したデザインのトレンドについて、いくつか紹介がありました。「ニューモーフィズム」(何かを模倣して作られたデザイン)や「スキューモーフィズム」(オブジェクトの影に明暗2色のドロップシャドウを設け、凹凸を表現したデザイン)といった新たなトレンドを知ることができました。「ニューモーフィズム」は「ニュー」+「スキューモーフィズム」から作られた造語とのことです。この言葉をパッと出せたらカッコいいですね。
③今期の成果について
BootStrap、SpringBootを利用したレスポンスデザインによるシステム構築、Monaca(HTML5)によるスマホ向けアプリ(iphone/Andoroid)の製作経験等、今期の成果について説明がありました。

第1ユニット(ユニットテーマ:AI)
①AIとは何か、また何ができるのか?
AIの定義に関して、人工知能と機械学習についての説明がありました。人工知能(=人間が行っている作業を人工的に再現したもの)を用いたシステム・アプリの例として、ゲームAIやRPA等があげられていました。人工知能を広義のAIとしたとき、機械学習(=人間に不可能な大量データ処理によるコンピュータ学習)はその一部に含まれるようです。AIにとって得意な分野、苦手な分野についても知ることができました。
②ディープフェイクについて
年々高度化しているフェイク動画は機械学習の一つであるディープラーニング(深層学習)を用いたものであるということを知ることができました。個人的に興味をそそられる内容でした。対してAdobe Photoshopのような個人でも馴染みのあるツールで加工したものをチープフェイクと表現されているようです。これは意味も捉えやすく覚えやすいですね。
③今期の成果について
GoogleのDialogFlowというサービスを利用して自社システムのQ&Aチャットボットを構築し、そのお披露目がありました。チャットボットを構築する上で具体的にどのような作業を実施したのか、また運用に必要な費用目安についても説明がありました。なにより、実際にシステムとして動いているものを目の当たりにでき、感動しました。

第2ユニット(ユニットテーマ:コードレス、ローコード)
①既存技術との比較について(ローコード、RPA)
ローコード(GUI主体のコード数が少ない)開発とフルスクラッチでの開発を比較し、ローコードが「開発コスト」、「品質」、「学習コスト」の面で優位性を持つことを知ることができました。その一方で「柔軟なコーディングができない」、「技術者スキルの向上が期待できない」という課題にも触れていました。RPAにおいては、既存技術を人手業務と捉えて比較し、それぞれのメリット・デメリットがあげられていました。RPAは2017年頃から一大ブームと言えるほどの広がりをみせ、国内の導入企業は30%以上と言われています。RPA(AI)に「人間の仕事が奪われる」といった言葉はよく聞きますが、市場は今後も拡大し続けるのでしょうか。
②製品比較について(ローコード、RPA)
ローコードとしては「AppSuite」、「Kintone」、「OutSystems」、RPAとしては「WUbActor」、「UiPath」、「BizRobo!」、「PowerAutomate」の紹介がありました。それぞれの製品について価格・特徴の説明があり、システムで実現したいことに対してどの製品が有効であるかの指標を得ることができました。
③今期の成果について
ローコードとしてはAPEXで構築された社内システムへの機能追加、RPAとしては社内システムのマスタ登録ツール作成について説明がありました。また、実業務においてもOutSystemsの経験者が着実に成長しており、そのノウハウを生かした今後の展開も期待されます。

第3ユニット(ユニットテーマ:クラウド・オンプレミス)
①クラウドVSオンプレミスの比較と考察について
クラウドとオンプレミスについて、「費用」、「拡張性」、「可用性」といった観点から、メリット・デメリットについて評価説明がありました。オンプレミスに比べて様々な面でクラウドに軍配があがるということが分かりました。「クラウドファースト」が当たり前の時代になっていますね。また、実業務においてもクラウドとオンプレミスに触れる機会があるということで、その中で感じた評価についてもまとめられており、実体験を伴った内容でとても参考になりました。
②今後の市場について
総務省のクラウドサービス利用率に関する調査資料を参考とし、クラウドが年々市場として成長し続けている分野であることを知ることができました。またトヨタグループがクラウドの領域でマイクロソフト(Azure)だけでなくアマゾン(AWS)とも提携拡大を進めているというニュースにも触れていました。AWSとAzureというライバル同士がトヨタとどう関係を継続・競争していくかは今後も注目となりますね。
③今期の成果について
→社内のネットワーク構成に関する説明がありました。今期は要望に応じたオンプレの仮想サーバ構築や、新型コロナウイルスの影響による在宅勤務対応といった会社メンバーにとって必要不可欠な成果がありました。

リモート報告会の様子

前期の発表と比べて、各ユニットが掲げるそれぞれのテーマに対して、より成熟しつつあると感じました。2021年度は各ユニットがどのように成長を遂げているでしょうか。
今から楽しみですね。

11月社内コンテスト告知!

弊社では11月に年間を通して活動してきた内容の報告会を行います。

ただの報告会ではなく、各ユニット毎に評価項目が設けられており、それぞれに他ユニットメンバー&代表により採点が行われます。

採点内容によって、次年度予算が決定されるため、各ユニットは今年の活動を惜しみなく発表してください!!

報告会の内容は、後日お届けさせていただきます。

社員紹介(5-2)

閲覧いただきありがとうございます。
今回の社員紹介記事を担当します「みち」です。2度目の登場です。

前回の投稿(コチラ)が2019年の8月ですので、約1年振りとなります。月日が経つのは早いものです。前回の投稿ではジム、バドミントン、ゴルフに触れていましたので、今回はこれらの近況をお話ししますね。

ジムについては、正直全然通っていませんでした(ノ∀*)。気にせず暴飲暴食の生活を続けていたのですが、今年の健康診断の結果をみて愕然・・・未知の数値を目の当たりにし、さすがにマズイと一念発起。最近は週1~2ペースで何とか通えています。コロナ禍により大変な時期ですが、在宅勤務の多さがジムへの通いやすさを手助けしているという嬉しい誤算もあったりします。ジムでは5kmほど歩いたり走ったりした後、適当なマシンを3種類ほどこなし、プールが空いているようであれば水泳で500mほど体を動かしています。平泳ぎのコツをYoutubeで見ては実践したりしています。多少は身軽になってきたかなと感じる一方、食べる量は減っているとは言えないので、目下の課題は食生活の改善ですね。家にあるとどうしても食べてしまう。°(´∩ω∩)°。

バドミントンは学校の体育館をお借りして週一で開催されていたのですが、こちらはコロナ禍の影響をモロに受けており、ここ数カ月間は体育館の利用が不可となっています。一日も早い再開を願っています。バドミントン選手のような体型・・・憧れますね。今はジャンプすら儘なりません。°(´∩ω∩)°。

ゴルフですが、相変わらず道具に全く触れていません(ノ∀*)。2018年→2019年ではゴルフ人口(年に一度以上コースに行った人口)は90万人減で550万人となったという記事を見かけました。コロナ禍ではゴルフ接待も禁止になっている企業もあるようです。完全個人競技とはいえ、やはり定期的にコースに行くという習慣・メンバーが安定していないと、なかなか継続は難しいかもしれませんね。一時期はスクールに通う等して、結構練習していたのですが、その技術が失われていくのは悲しいですね。°(´∩ω∩`)°。

さて、話は変わりますが、皆さん夏らしいことはしましたか?私は太陽光を浴びない生活を送っておりましたが、ありがたいことにBBQにお誘いいただき、ひと夏の想い出を作ることができました。

蟹、牛タン、シャインマスカット・・・(๑´ڡ`๑)

運動する習慣が継続していることを祈りつつ・・・今回はここまで!
ではでは!

ボウリングに行ってきました!

ダンデライオンズでは社員同士の親睦を深めるための「レクリエーション」を定期的に開催しています!今回はボウリングに行ってきました!

運動をする機会が減りがちなメンバーも多かったと思います。今回のレクリエーションは体を動かす良い機会になったのではないでしょうか?

当日は個人戦2ゲームの合計スコアで競いました!
栄えある個人成績上位3名です!

1位の方は2ゲームのトータルが「308」という素晴らしい安定感でした !
(手前にあるのが卓球台なので卓球で戦ったみたいですね…)
2次会の様子。お魚がとても美味しいお店でした!

皆の新たな一面がみえ、とても楽しいレクリエーションとなりました!
次回のレクリエーションもお楽しみに!

社内勉強会 – InDesign 実践!効率の良いデータ作りをしよう

前回の勉強会の様子
https://dandelions.co.jp/blog/2019/09/30/artcle-2/

勉強会テーマ
『実践!効率の良いデータ作りをしよう』

今回はInDesignの作業を効率よく行うための「効率化、自動化」に関わる以下6つの機能について学びました!

1.正規表現スタイルの設定および適用
2.検索・置換機能の活用
3.他のドキュメントファイルからのスタイル活用
4.ライブラリ機能によるオブジェクトの効率的な再利用
5.ブック機能による複数ドキュメントを集約
6.データ結合機能

本稿では「6.データ結合機能」をご紹介します。

データ結合機能とは…

InDesign でデータ結合パネルを使用すると、データソースファイル(CSV または TXT ファイル)を InDesign ドキュメントに結合することで、ドキュメントの複数のバリエーションを簡単に作成できます。例えば、データ結合機能を使用して、数百種類の手紙、封筒、郵送ラベルをすばやく正確に作成できます。データ結合は、メールマージとも呼ばれます。

引用:https://helpx.adobe.com/jp/indesign/using/data-merge.html

用意するものは以下の2つだけです。
① CSV または TEXT形式のファイル
②テンプレートとなるIndesignドキュメントファイル

今回はCSV形式のファイルを使用します。

画像ファイルを読み込む場合は、フィールド名の頭に「@」を入力する必要があります。
CSVファイルと画像ファイルは同一フォルダに配置します。

続いてInDesignでテンプレートを作成します。
画像フレーム、テキストフレームを用いてドキュメントを作成します。
CSVの各フィールドをイメージしながら作成します。

レイアウトデータとcsvのフィールドを簡単なクリック操作で紐付けられます。

データ結合機能により、CSVファイルの各フィールドとテンプレートの項目を紐付け定義します。

プレビューの結果です。

複数レコードを一括して処理し、結合ドキュメントとして作成することもできますので皆さん是非実践してみてください!

和気あいあいとした楽しい勉強会でした!

今回の勉強会では、InDesignが文字データだけでなく、画像データについても効率的に取り扱えることを学びました。まだまだ操作は拙く、どこに何の機能があるのかを探しながらの勉強会ですが、継続していけば今回の機能も使いこなせるようになると思います!
次回の勉強会もお楽しみに!

社員紹介(5)

閲覧いただきありがとうございます。
今回の社員紹介記事を担当します「みち」です。
名前は幼少からのあだ名から付けました。違和感バリバリです(笑

肩書

第3ユニットのリーダーです。
第3ユニットでは「クラウド」をテーマとした活動を実施しています。
メンバーは酒豪の集まりという点が特長ですね (゚∀。)

経歴

高校時代、物理が壊滅的に苦手だったことをキッカケに文系を選択しました。先生が怖すぎました。°(´∩ω∩`)°。
大学では経済を専攻しておりました。(経済学…もはや記憶の彼方!)
サークルは中国武術研究会に所属し、麻雀に週5ペースで勤しんでおりました!

パソコンの基本的な操作程度しか身についておりませんでしたが、興味本位でこの業界の門をたたき、現在13年目に至ります。人生どうなるか分からないものですが、継続することは良いことだと思います。JavaによるWebアプリケーションの開発を中心として、ほとんどの期間お客様のもとに常駐してきました。いろいろな人と接することは良い経験になります (´ω`)

現在の業務内容

客先に常駐し開発案件に携わっております。
弊社に入社し、上流工程を経験させていただく機会も徐々に増えてきました。また、リーダーとしての役割を担わせていただく機会もいただき、配下のメンバーを導くということ、教えるということの難しさも痛感しながら、成長できるよう日々邁進しております。しんどい時もありますが、会社のメンバーも手厚くフォローしてくれるのでこの場を借りてコッソリ感謝です。

自己アピール

最近水泳がしたくてジムに通い始めました!水泳は小学校の頃に習っていました。久しぶりに泳ぐと、楽しいですね!
バドミントンを隔週に1回ペースでやっています!中学校の体育館でやっているのですが、この時期は暑すぎですね!まだまだ下手ですが、継続していきたいです。
ゴルフも細く長く続けていますが、そろそろ道具が錆びていないか心配です!(笑
下っ腹をやっつけますよ!

以上、簡単にですが自己紹介でした!
皆さん個性派揃いですので今後も楽しみにしておいてくださいね。
ではでは!

技術者ブログ(3) – AWS のご紹介(Amazon Web Services)

技術者ブログと題して社員が日ごろ取り組んでいる学習内容を紹介します。
第3回は、クラウドをテーマにしている第3ユニットです。

今回のテーマ
『 AWS について』

AWSとは、 Amazon Web Servicesの略称で、Amazon.comから提供されているクラウドコンピューティングサービスです。クラウドの分野では世界1位のシェアを誇ります。


Amazon 社内のビジネス課題を解決するために生まれた IT インフラストラクチャのノウハウをもとに、2006 年、アマゾン ウェブ サービス(AWS)はウェブサービスという形態で、企業を対象に IT インフラストラクチャサービスの提供を開始しました。

引用
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/

AWSでできること

AWSでは、インターネット経由でコンソール画面にアクセスすることで様々な機能を利用することができます。

AWSコンソール画面(サービス一覧)

代表的な機能を以下に挙げます。

  • Elastic Compute Cloud(EC2):AWSが提供する仮想サーバ です。
    LinuxやWindows 等様々なOSの仮想サーバ実行環境を利用することができます。
  • Simple Storage Service (S3):インターネット経由で利用できるストレージサービスです。高い堅牢性を実現しています。
  • Relational Database Service(RDS):リレーショナルデータベース構築サービスです。Oracle、MySQL、PostgreSQL等のデータベースを利用することができます。

AWSの料金について

AWSはサービス利用に応じて料金がかかる従量課金制となっています。
例えば、EC2では使用するインスタンス(仮想サーバ環境)とインスタンスの起動時間により料金が決まります。時間課金(オンデマンド)の他に、リザーブドという長期契約割引といったオプションもあります。
また、AWSでは「簡易見積ツール」を利用することで、月額金額を見積もることができます。

今後は、AWSの様々な機能について掘り下げてご紹介していきたいと思います。